スパンモデル検証記録1(王道トレンドフォロー)

スパンモデル実践検証記録(2013年10月30日〜11月1日まで)

 

ユーロ円のスパンモデルのチャート設定

 

ユーロ円の週足など上位時間のマルチタイムフレーム分析では、
全体的にまだ上昇トレンド継続となっていますが、日足レベルでは微妙なラインに突入してきています。

 

10月31日から明確な下落トレンドになり、↑のチャート@の部分になります。
スーパーボリンジャーの3σを遅行スパンがブレイクして、エクスパッション。
スパンモデルでも雲の色が青から赤に変化して、ルール条件を確認してのエントリー。

 

@1時間足でのスパンモデルのエントリー場所としては3か所ありました。
ボリンジャーバンドのミドルバンドと雲のタッチからの下落など
判断材料としては十分すぎるほどあったので、下落トレンドの初動としては読みやすかった相場です。

 

最強スパンモデルFXプレミアムのルール通りに、
トレードしている方は、最低でも80pipsは獲得できている場面ですね。
@の中間あたりミドルバンドタッチも売り増し、もしくは新規売りポイントとして見逃したくないポイントです。

 

Aはレンジとなり遅行スパンがローソク足と絡み合い、
ボリンジャーバンドのスクイーズを確認からの1度下落となるも、
上昇してダマシサインとなり、指標発表の影響もあり一気に下落となっています。

 

Bのポイントは、指標発表などもあり急激な下落となっており、
テクニカル的には難しいトレードだったと思います。
指標発表トレードとして、直近高値と安値に仕掛けをしてトレードした方や、
目先の動きに飛び乗った方は利益を確保することができたと思いますが、
どちらにしてもBはリスクの高いトレードポイントでした。

 

明確なトレンドが発生した場合には、
初動のエントリーからトレンドフォローの押しや戻しまで
スパンモデル手法の得意とするパターンです。

 

ドル円のスパンモデルのチャート設定

 

ドル円のスパンモデル実践検証。
1週間の流れを見ても、ドル円に関してはチャンスとなるポイントが少なかった相場です。

 

後半の指標発表までほぼ横ばいの展開となり、@とAでトレードしても利益を伸ばせない
負けやすい相場だったことが一目でわかります。

 

スーパーボリンジャーも中途半端な形で、Aの後半部分でスクイーズを確認できて
指標発表時の直近高値と安値に仕掛けして数十pips狙うくらいのトレードした人以外は、
手法に関係なくデイトレードではチャンスとなる場面はあまり見当たりません。
数pisや10pipsを狙うスキャルピングの場合は話は別です。

 

今回のような方向感のない相場は、
初心者トレーダーは負けやすい相場になり、
スパンモデルのスーパーボリンジャーを使ったマルチタイムフレーム分析で
相場の状況を見極め、チャンスでなければトレードしないというスタイルが一番望ましい。

 

ユーロドルのスパンモデルのチャート設定

 

ユーロドルのスパンモデル実践検証。
大きく利益を上げることができた1週間となった通貨ペアの一つです。

 

@では前週の終わりあたりからトレンド転換の兆候は出ており、
スーパーボリンジャーの上限2σ、もしくは3σタッチでは売りのポイントとなり、
その後の下落動意が強くなってきたあたりからは、1σタッチからの下落は売りで正解の相場でしたね。

 

Aでは、トレンド中段持合いとなり、指標発表と同時に一気に下落して
Bへ移行しています。A〜Bに関しては、ノートレードという方もいるかもしれませんが、
スパンモデル投資法で実践している場合には、確実に@では利益を手にできているポイントです。

 

トレンド、レンジ、転換の、スパンモデルチャート各パターンを
何度も見直して複数時間足でチャート分析していくことで、
精度の高い、無駄なエントリーを減らしたトレードをすることができるようになります。

 

当サイトで実践している
スパンモデルのルール詳細はこちら⇒

 

 

裁量トレードで大切なことは、根拠を持ってトレードすることです。
勘に頼ったトレードを卒業しない限り、長期的に相場で勝ち続けることは難しく、
一生涯役立つ自分で稼ぐスキルを身につけるという事は、何か月かかっても
時間の無駄ではなく価値があると思います。

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