MTFで相場背景を読み、いって来い相場を攻略する

直近のユーロドル相場ではウマウマすぎる「いって来い相場」になっているので、
実践トレードでの攻略法について考えていきます。

 

このページで表示しているチャート設定は、
私がデイトレードをする際にメインで実践している「アドバンスド・ホーミングFX」です。

 

それでは、
まずユーロドル日足チャートからチェックしていきましょう。

 

FXいって来い相場での対応とトレード戦略や手法。

 

ユーロドル日足チャートをみると、全体的には買い方優勢の相場状況で、
上昇トレンドを形成して押し目をつけ、現在は移動平均線の上でレンジ相場になっている展開です。

 

次に4時間足を見てみましょう。

 

いって来い相場でのトレードシナリオや背景の読み方

 

 

4時間足を見ると勘のいい方であれば、
すぐにチャンスはどこなのか判断できますよね。

 

黄色いマルで囲った部分は4時間足レベルで「いって来い」となっています。

 

チャート1〜3のポイントでは、「いって来い」を狙ったトレードをすることは難しいのですが、
チャート4あたりからは、強い下落を確認できたら短期的な買いポジションをもって
利益に変えることができる相場展開です。

 

まずエントリー根拠としては、日足レベルで買い方優勢だという事。
次に日足レベルでの移動平均線、もしくは4時間足の直近サポートラインに支えられている為。

 

直近相場の流れからデイトレードシナリオを組み立てるにしても、
急激な目先の下落を確認できれば、「いって来い」の展開を十分考えられます。

 

従ってチャートポイント4と6と7に関しては、「いって来い」を狙った
買い戦略も考えられます。

 

それでは4時間足チャート7のポイント部分を
短い時間軸にして確認してみましょう。

 

急落や急騰の相場での対応やトレード戦略

 

上のチャートは5分足ですが、
水色のマル部分から急激に動意づいて下落となっています。
初心者のトレーダーであれば、こういった値動きを見て飛び乗ってしまう方もいるかもしれませんが、
上位時間軸で相場背景をしっかり読んでいれば、焦らずゆっくり待って
買いのチャンスを待つポイントだと判断することができるはずです。

 

勢いよく下落して、その後揉み合い始めてトレンド転換、
直近高値をブレイクしたあたりから買いポジションを持つことができます。

 

もっと早めにエントリーをしてもいいのですが、
直近の高値ブレイクを確認する理由としては、オレンジ色の移動平均で頭を押さえられて
もう一段下落するリスクを回避する為と、一度上昇して
ロールリバーサル(直近高値ラインでサポ・レジ役割転換)になった場合も、
エントリーから少し下にストップを設定しておけば、リスクを軽減させることができる為です。

 

今回のように、マルチタイムフレーム分析で
相場全体の流れを知っておくことで、目先の動きに左右されずに
落ち着いた対応もすることが可能です。

 

 

「いって来い」の相場展開になるパターンとして、
欧州時間と米国時間を挟んで相場が逆方向へ進むこともあります。

 

テクニカル分析だけでなく、時間的な事も頭に入れておくと
上手に「いって来い」を攻略することができるかもしれません。