相場の原理原則を利用したスイングトレード手法で稼ぐ

中期トレードと短期トレードを組合わせて毎月安定した利益を出していますが、
今回は、FXのスイングトレード手法で勝つためのコツについて解説していきます。

 

スイングトレードの魅力は、
1日1回のチャート確認だけでよく、手間がかからないという事と
一定の法則を見つけることで利益を最大化できるという点です。

 

日々、スキャルピングやデイトレードを朝から晩まで行っていると、
調子がいい時には疲れは感じませんが、調子を崩している時には
精神的な疲労が半端じゃありません。

 

そういったメリットやデメリットを考えると、
短期トレーダーであっても、リスク分散としてスイングトレードは習得しておきたいものです。

 

今回は複数時間足チャートを使った分析で
「どういったポイントで仕掛けを行う事で勝ちやすいのか?」
について説明していきます。

 

相場全体の流れを把握して、レンジブレク後の戻しを狙う!

 

私がスイングトレードを実践する中で、
レンジブレイク後のプルバックを利用した仕掛けというのが1つの鉄板手法になっています。

 

相場は必ず収縮と拡大を繰り返しますので、
収縮(ボラティリティ低下)を待ち、拡大(ボラティリティ向上)のチャンスを待ちます。

 

短期トレードを中心に実践している方が、
いきなりスイングトレードを実践して失敗しやすい点として、
仕掛けから手仕舞いをして次の仕掛までの時間間感覚が全く違うため、
チャンスを待ちきれずに早めにエントリーをして損切られるケースがあります。

 

まずは、時間的な感覚を知る事も重要なポイントです。

 

それでは、スイングトレード手法で勝ちやすいポイントについて解説していきます。

 

スイングトレードの鉄板手法1トレンド転換の見極め方

 

上のパターンAは、トレンド転換後のスイングトレードのエントリーポイントですが、
下落トレンドから上昇トレンドに転換する場合に狙うタイミングとして、
下落トレンドでダウ理論の高値と安値の切り下がりから直近高値のブレイクを待ちます。

 

スイングトレード初心者の方が、失敗しやすいエントリーポイントは、
上チャートのaで直近高値をブレイクしたと思い飛び乗り、
後のプルバックで振り落とされるケースなどがよくあります。

 

スイングトレードで出来る限りリスクを軽減させるためには、
チャートbのポイントでエントリーをするのがベストだと私は考えています。

 

 

チャートパターンのフラッグやボックスのエントリー場所

 

次は、パターンBのトレンド形成中にスイングトレードでエントリーするポイントについてですが、
上チャートでは、チャートパターンのフラッグとボックスでは、仕掛け方が少し違います。

 

通常は、相場の戻しを待ってエントリータイミングを計りますが、
チャートパターンのフラッグに関しては、高値と高値を結んだラインをブレイクしたらすぐにエントリーをします。
この理由については、過去経験から単純に勝率が高いからという理由です。

 

トレンド形成中のチャートパターンのボックスに関しては、
レンジを形成した後にブレイクして戻しを待ってからの仕掛けです。

 

トレンド形成中のチャートパターンというのは、
ボラティリティの縮小で、相場がエネルギーを貯めている場面と考えます。

 

 

それでは上の勝ちやすいスイングトレードのパターンを参考に、
私が実践のトレードで、どのように仕掛けをしているのかを紹介しておきます。

 

実践トレード参考例

 

今回は、上のパターンBのトレンド相場で
ボックスを形成した後のbエントリーについて実際のチャート解説していきます。

 

私が実践している手法は、
当サイトのスイングトレード手法ランキングで1位のトレンドハンターFXです。

 

FXのスイングトレード手法で勝ちやすいコツ1

 

*上のチャートはトレンドハンターFX専用のインジケーターで売買サインを出しています。

 

ポンド円の週足チャートで、
2012年11月に買いシグナルが発生して、2014年5月現在も
週足レベルでは買い優勢の相場展開になっています。

 

次は日足チャート。

 

FXのスイングトレード手法で勝ちやすいコツ2

 

ポンド円の日足チャートでは、2013年の9月に買いサインが出て、
その後、トレンド相場の中段持合いとなるチャートパターン(ボックス)を形成したのち、
高値をブレイクして、上昇トレンドを継続しています。

 

日足のオレンジ色の四角枠部分が、
下の4時間足で表示する部分になります。

 

FXのスイングトレード手法で勝ちやすいコツ3

 

ポンド円4時間足チャートでは、日足のチャートパターン(ボックス)をブレイク後に、
2013年11月19日に買いサインが出て、ピンク色のマルでエントリーをしました。
その後、順調に上昇トレンドを形成していき、2014年1月6日に売りサインが出て決済をしています。

 

結果は、+978pipsという結果を出すことができ、
スイングトレードでまさに利益を最大化することに成功しています。

 

 

今回は1例にすぎませんが、
このように基本的な相場の原理原則を理解して、
勝ちやすいエントリーポイントを知る事で、安定した収益を出すことが
スイングトレードで可能となります。