ボラティリティを視覚的に判断して、負けやすい相場を見極める
ドラゴンストラテジーFXを実践でトレードして、いくつか注意したいポイントがありましたので紹介しておきます。
このシステムロジックでは、トレンド相場を一番得意として、次にそこそこレンジ幅(20pips以上)のある相場で勝ちやすいロジックです。
小幅なボラティリティの少ない相場ではサインが機能しにくく、負けやすい傾向にあるので、ドラゴンストラテジーFXが出すサインを見送るケースについても知っておくことが大切です。
実際のチャートを見ながら説明したほうがわかりやすいので、下にチャートを貼り付けておきます。それなりにFXを勉強している方であれば普通に知っている知識かもしれませんが、初心者のかたは今回紹介する注意ポイントはぜひ覚えておいてください。
どの通貨ペアであっても相場というのは、拡大と縮小を繰り返していきます。基本的には、相場が拡大(トレンド発生中)にはテクニカルが機能しやすく、縮小(レンジ相場)では機能しにくい傾向にあります。もちろんトレンド相場やレンジ相場と一言でいっても、見ているチャートの時間軸やpips幅の違いで各トレーダーにより基準値には個人差があり判断はまちまちです。
ドラゴンストラテジーFXでは、負けやすいレンジ相場を見極める1つの方法としてドラゴンバンドの状態で判断ができます。上チャートのように拡大していたドラゴンバンドが徐々に収縮してきた場合には、30分足や1時間足の直近高値や安値をブレイクするまではサインを見送るというのも勝率を上げる1つの手段です。
私は過去チャートを検証していき導き出した答えとして、1つの判断基準としてドラゴンバンドの角度がヨコバイでpips幅が
ドル円 10pips以内の場合はサイン見送り
ユーロドル 15pips以内の場合はサイン見送り
ユーロ円 15pips以内の場合はサイン見送り
ポンド円 20pips以内の場合はサイン見送り
などトレードする時としない時の明確なルールを自分なりに設定しています。
なぜこういった過去チャートを使って面倒な検証を繰り返し行なってオリジナルのルールを構築していくのか?
についてですが、
もちろん初心者の方であれば、ドラゴンストラテジーFXの基本ルール通りにトレードしていてもトレンドが出る相場であればそれなりの好成績を出すことができるはずです。しかし、相場は常に変化するものですから、システムロジックに最適な相場がずっと続くことはありません。
システムが苦手とする相場で、せっかく稼いだ利益を吐き出さないためにも私は全力で出来る限りの対策を自分なりにやっておくべきだと考えます。今回紹介した小幅なレンジ相場の対応も、システムだけに任せっきりではなく、自分で出来る対策の一つだと思って、ぜひ自分なりに理解を深めて対応できるようにしてみてください。
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