スパンモデル・スーパーボリンジャーの使い方(ダマシを早めに察知する)
スパンモデルのスーパーボリンジャーは、
複数の時間軸で相場背景を読み取るときには、とても有効で
まだ使いこなせていない方は、徹底的に使い方をマスターしましょう。
スパンモデルの8つの売買ルールだけでも勝率が高く十分稼ぐことも出来ますが、
基本手法を習得したら、次は裁量をくわえて更に精度をあげたり、
騙しをシグナルを察知したり、トレードスキルをアップさせていきましょう。
スーパーボリンジャーを攻略していくためには、
ボリンジャーバンドの基本的な使い方も知っておく必要があります。
ジョン・ボリンジャー氏が開発したボリンジャーバンド。
深く掘り下げていくと意外に知らないことも多いので、参考にしてください。
まずボリンジャーバンドの基本として、
・スクイーズ(収縮・もみ合い)
・エクスパンション(拡大・ブレイク)
・ヘッドフェイク(ダマシ)
の3つを完全に覚えておきましょう。
ボリンジャーバンドの状態を確認するだけでも相場状況を大まかに把握することができます。
ボリンジャーが横ばいの時には、レンジ相場と判断。
エクスパンション(ブレイク・拡大)した場合には、トレンドの開始を疑い
ボリンジャーバンドが上限・下限共に同方向、斜めに傾き始めたらトレンド相場と判断。
上のチャートで緑色の四角で囲った部分がエクスパンションしてからの
ヘッドフェイクとなっているので、この場合の対応を今回はメインに考えていきましょう。
上のチャートは、直近高値と意識されたレジスタンスラインをブレイクして、
ボリンジャーバンドのエクスパンションと押しを確認してのエントリーで、
その後ヘッドフェイクとなったチャートを表示しています。
下のチャートにはフィボナッチを引いていますが、
ヘッドフェイクだと判断する場合の一つのやり方として、フィボナッチの50%をきった時点で
動意が弱いと判断してエントリーしている場合には、ロスカットをする方法があります。
上昇もしくは下降動意が強い場合には、
フィボナッチの23.6%や38.2%にタッチすることなくトレンド方向へと進むケースが多くみられます。
その為、フィボナッチの50%ロスカットは
ヘッドフェイクを判断するうえで、使える方法なので
同じような相場状況があれば確認してみてください。
スパンモデルの手法とプラスして、こういったボリンジャーバンドの使い方を理解していくだけで、
様々な相場状況で臨機応変に対応することができるようになってきます。
スクイーズからエクスパンションの対応、
そしてトレンド発生かレンジ相場、トレンド転換まで、
過去チャートを時間軸を変えて注意深く分析していくだけでも、
色々な気付きがあるはずです。
上手にバンドウォークに乗る方法から、ヘッドフェイク回避まで
イマイチ対応できていないなぁと思う方は、何度もチャートをみて
検証して、答えを導き出していきましょう。
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