トレードシナリオの作り方
トレードシナリオという言葉を最近よく耳にします。
実践のトレードにおいてトレードシナリオを作成してトレードする人
としない人では、結果に違いは出てくるのでしょうか?
私の考えとしては、トレードシナリオを作成しないで、
エントリーした後にエグジットやロスカットを考えるというやり方では、
無駄にポジションを持ったり、目先の動きに騙されたりと効率も悪く
シナリオを考える人と考えない人とでは、結果にも大きな差が出てくると思います。
●剛腕トレーダーのトレードシナリオの作り方とは?
１、相場背景を読む
（長期、中期の相場分析をして短期へ落とし込む）
２、タイミングを計る
自分の得意とする手法のタイミング、チャンスとなる相場パターンを待つ
３、シナリオに沿って実行する
まず、トレードシナリオを作成するために必要となるスキルとして、
相場背景を読むことができなければ、どのような優位性がある手法を
あなたが知っていても意味がないという事を知る必要があります。
チャートパターンをメインで使う手法にしても、
そのチャートパターンが相場のどの部分（トレンド始め・中間・終わり・トレンド転換・レンジ）
で出現しているのかによって期待値も変わってくるからです。
トレードシナリオを作成する方法として、
まずは自分のメインとなる手法を確立する必要があります。
そして、その手法が有効に働く相場状況を過去検証
（フォレックステスター2など裁量練習ソフトを使うとスキルアップも早い）で把握します。
ネット上では簡単にトレードシナリオという言葉を使っていますが、深く掘り下げて考えると
あなたが相場で継続して勝つために、
１、相場背景を読むスキル
２、優位性のある手法をマスター
３、手法が有効に働く（勝ちやすい）ポイントを知る
４、過去検証を通じて自信を持つ
５、実践
１〜５までの流れを理解して、
動いているチャートで、エントリー、エグジット、ストップのストーリーを組み立てて
トレードしていく必要があるという事なのです。
トレードシナリオを作成する際には、
長い時間足から短い時間足へチャート分析することをお勧めします。
複数の時間足を使ったチャート分析方法をマルチタイムフレーム分析というのですが、
相場を強弱で表すと「長期＞中期＞短期」という力関係になり、
スキャルピングやデイトレードのような短期売買にしてもマルチタイムフレーム分析で
相場全体の流れを把握してから、短期のトレードシナリオ組み立てをするほうが
ダマシを回避しやすく、大きな時間足の意識されやすい相場の壁となるチャートポイントも確認ができ有効です。
私のFXでのメンターである毎月数百万円稼ぐ剛腕トレーダーの方が、
よく口にする言葉なのですが、「エントリーする前から勝負は決まっている」と
もう嫌になるほど聞きました。
初めの頃は深く意味を理解していなかったのですが、
稼げるようになり、本質を理解するようになってトレードシナリオの重要性について
伝えたかったのだという事がわかりました。
当時は鈍感すぎでした…
まず、あなたが稼げていないのであれば
1番最初にやるべき事は、実践トレードで経験を積むことでも、
デモトレードで意味なくトレード練習する事でもなく、
2つの事に集中してスキルを高めていくことが成功への近道になります。
１、相場背景を読むスキルを身につける
２、優位性のある手法をマスターする
上記に2点は、どちらが欠けても成功することはできません。
１の相場背景を読むスキルを身につける為に役立つ教材としては、
マエストロFXやDealing FXが相場の原理原則からリスク管理まで
一通り網羅していますのでお勧めができる教材です。
優位性のある手法に関しては、それぞれのトレードスタイルがあるので、
スキャルピング、デイトレード、スイングトレードなど当サイトランキングを参考にしてみて下さい。
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